三俣山荘六十周年祭 黒部の流れとともに
2005年8月19日(金)〜21日(日)
小屋中に60年間の歴史年表・出来事・写真を展示

三俣山荘六十周年祭にあたって

今を遡ること昭和20年頃は、終戦直後の荒んだ時代であった。

 町では食べ物を求め、家を求め、失った何かを求めて人々が溢れ、喪失感からくる無気力な人々がさ迷ってる頃、アルプス、ここ黒部源流では、クマやウサギが飛び跳ね、岩魚は澄んだ水の中で鱗を光らせ群れていた。
 三千メートルという高度は、人の世とはあまりにもかけ離れていた。
 三俣蓮華小屋は、住む人もなく、荒れ果て、山人が山々を駆け巡っている時代でもあった。
 そんな時ふとしたきっかけで、この山小屋を経営することとなる。
そこから始まる三俣山荘60年の歴史。
 そして、それは正に北アルプスの夜明けと言われる時代であった。
 美しくも厳しい山岳、心ある山人たちとの出会い、すでにあった小屋主との係り、川を堰き止める無惨なダムの姿、自分自身との戦い…。 
 源流の山々は、それら全てを懐に抱え、 黒部川は今なお、流れ続けている。
 歴史を遡るということ、それは山麓から山道を一歩登るのと同じこと。 
 頂きが見えた時、私達はもっともっと深みのある黒部源流が眺められるにちがいない。         

                 三俣山荘

プログラム
三俣山荘に於いて (参加自由)
8/19
(金)

8/21
(日)
7:00〜13:00
14:00〜17:00
19:30〜21:00
伊藤新道ツアー
映画会
対談
三俣山荘から展望台までの散策 

往復5時間

ガイド付き

料金1500円

伊藤正一撮影の16ミリ映画 
昭和38年製作

「雲ノ平の歌」 約20分

「アルプスの空輸」約20分

8/19(金)
市川圭孝・伊藤正一
「三俣山荘建築の頃」
8/20(土)
志水哲也・伊藤正一
「黒部川今昔」
8/21(日)
三宅 修・伊藤正一
「雲ノ平の思い出」
司会:柳原 修一
(2F 食堂にて)
8/20
(土)
音楽会(チェロリサイタル)
18:30〜19:30
1Fロビーにて、音楽会があります。
チェロ演奏:ベアンテ・ボーマン
(東京交響楽団主席チェロ奏者)
伊藤新道ツアーについて
宿泊料金‥‥8月19日(金)〜8月21日(日)の間、
        一泊二食で8000円(税込)
 
連絡先‥‥三俣山荘六十周年祭実行委員会
       03ー5368ー1241(三俣山荘事務所)
       090ー4672ー8108(三俣山荘)
       7月5日からは現地電話でお願いします。

※ なお、混雑が予想されますので、御無理のない方はテントを御持参下さると良いと思います。
詳しいプログラムはチラシをご覧下さい。